カフェトークでの日本語&和文化レッスンを始めたきっかけ

カフェトーク

2023年9月から、習い事サイト「カフェトーク」でオンラインレッスンを行っています。きっかけは、オンライン英会話と邦楽普及活動でした。

じつは、カフェトークの活動は副業で、本業は大学での非常勤講師です。専門は日本の箏曲史で、最近は戦前の箏曲の演奏会について研究しており、同時に大学では日本音楽史や民族音楽学の講義を行っています。

専門が日本音楽なので、基本的に英語はあまり使わない(海外の論文をときどき読むくらい)だったのですが、研究の一環で、海外の研究者と共同作業する事案が浮上し、急に英語を使う機会が増え、あわてて英会話を始めることになりました。通うのも大変なので、オンライン英会話にいそしむことになり、2010年頃からさまざまなオンライン英会話を試す日々が続きました。

その一方で、大学関係の仕事の縁から、和楽器の普及活動に(これもオンラインで)参加させていただくことになりました。Wagicという法学普及団体です。大学講師という立場でしたので、アドバイザーのような関わり方でしたが、メンバーはそれぞれ邦楽普及に直接役立つ活動を地域で行っており、自分にも大学以外の場で何かできないかと考えるようになりました。

その頃、私のオンライン英会話は、フィリピン講師の英会話から、欧米のネイティブ講師の英会話に興味が移り、アメリカ、オーストラリア、イギリスの講師と音楽の話をすることも増えていました。

このような自分のオンライン英会話のレッスンをあらためて振り返り、自分もオンラインで伝統音楽の話が気楽にできる機会を作ったらいいのでは、と思うようになったのです。

発想が飛躍していると言われるかもしれませんが、自分の中では、オンラインレッスンと邦楽普及の活動が結びついた瞬間でした。つまり、この時点では、日本語講師ではなく、あくまでも伝統音楽の講座をオンラインで開く、という目標ができたわけです。

ここからは、インターネットでプラットフォームを探し、自分に何ができるのか掘り下げ、レッスンを作成し、カフェトークに登録し、受講生を待つという流れになりますね。

これで終わりではなく、さらにもう一つ、大きな変化が生まれました。最初の受講生の方が、「先生、日本語フリートークやってください」と何度も言ってくださったのです。いきなり日本語の先生は無理だと言ったのですが、結局、自分の好奇心にも負けて、運営に恐る恐る確認し、ひっそりと日本語レッスンを開講しました。

ビギナーズラックも大きかったと思いますが、その後、順調に受講生が増え、日本語と伝統音楽を両輪にして、ここまで続けてこられました。この活動がこれほど楽しくやりがいがあるものだとは想像していませんでしたが、自分の得意分野を見つけたような気持ちで日々を過ごしています。

どのようなレッスンが求められているのか、つねに試行錯誤の連続ですが、新しい出会いもうれしいですし、長年の生徒さんもまた、かけがえのない存在です。これからも変わらず、オンラインレッスンを通して、一人でも多くの方と交流し、日本文化の広がりに貢献できればと考えています。

この記事をシェア!

コメント

タイトルとURLをコピーしました